「弁当肥え」と言って、田植えの3~5日前に液肥を与えます。 その養分をもって田んぼに行くので弁当肥えと言います。 当園で使用しているのは以前話した「EM」です。 光合成細菌、乳酸菌、酵母などの有用な微生物たち。 そのまま菌をつけて田んぼに行くことで、田んぼの土ももっと生きてきます。 使い続けることでより生きてくると思います。 肥料や液肥などの農業資材は、様々な種類があります。 その中で自分がどうしたいかで、どう作りたいかで選ぶ資材も変わってきます。 人にも自然にもやさしいもの
Notice
かわいい苗には旅をさせよ
田植えの一週間くらい前から、苗を夜温に慣らします。 それまでは風が強い時や低温の時は、ハウスの中で一定の温度を保っているのですが 植えてから急に夜温にさらされると、苗が弱ってしまいます。 5月の半ばとは言え、そこは北海道。 最低気温が1度や2度の時もあり、その時の為に徐々に夜もハウスを開けて慣れさすのです。 その他に、当園では苗が小さいうちに15キロ程あるローラーで、苗を踏みます。 こうすることにより、苗にストレスがかかりエチレンが発生し、折れた部分を戻そうとす
苗が出すサイン
朝に水滴を持つ稲の苗がとても綺麗です。 これは水孔(すいこう)と呼ばれる穴から、根から吸い上げた水分が押し出され水滴となります。 植物が生きていることを実感する瞬間であり、土中に水分があるサインでもあります。 他に葉が巻いたり、変色したりと異常を示すサインを出す時があるので できるだけ早く気付いて対処できるようにしています。 秋の出来を左右する、大切な期間です。
眠っていた芽が…
4月も下旬になるのに、寒い日が多く雨も続いています。 まだまだストーブをつけるくらいの肌寒さ。 それでもゆっくりゆっくりと 芽は動き 見るたびに成長を見せてくれます。 さくらんぼ 鈴バラ 稲 これから暖かくなるにつれて、みるみる姿を変え 花を咲かせ 実を付け 私たちを喜ばせてくれます。 作物や植物は逞しく美しく、見とれてしまう時も多々あります。 そんな姿をお届けできればなと思います。 訪れて頂いて、読んで頂いて、本当にありがとうございます(^^)
微生物と生きる
光合成細菌、乳酸菌、酵母など人にも環境にも優しい善玉菌「EM」 その微生物たちが住みやすい環境を作り、土や作物を健康にしたい。 そして食べてくれている方や家族が健康であってほしい。 そこで出会えたのがEM菌でした。 これを使ったからと言ってすぐ効果はあるとは思えません。 使い続けることで、はじめて活きてくることだと思います。 特別栽培の質を高め、もっと安心して食べて頂けるように。 最後までお届けすることで、そういった想いが強くなりました。 食べ物を作るうえで忘れてはならない、
ゆうパックの大幅遅延について
日頃より皆さまには当園をご利用していただきまして、誠にありがとうございます。 新型コロナウイルスの影響に伴い、国内航空便が欠航などになることから 一部の地域あてに大幅な遅延が生じることがあります。 北海道と東北を除く地域におきましては、いつもより2~4日程度の 遅延が見込まれますので、余裕をもってご注文頂けると幸いです。 大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を頂ければと思います。 … 都会も田舎も、老いも若きも関係なく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくない状況です。
稲田ダムの水
暦の上ではすっかり春でも、まだまだ肌寒い日もある北海道は深川市。 その深川市の音江町稲田に農園があります。 そんな農園から車で2分ほど走った場所にあるのが、この「稲田ダム」です。 お米を作るうえで欠かせない水。 5月初旬に水を入れ、落水するまでの約3ヶ月半使用しているのがこのダムの水です。 雪解け水や雨水、上部からの湧き水などで溜まった混じり気のない水。 雨の後でも濁らず透きとおっています。 山の麓のちょっとした特権。 そんな綺麗なお水ですくすく育つ、せがわ農園のお米なのです
発芽玄米
玄米を約30時間ほど浸水し、発芽玄米にしました。 左下にぽつっと出ているのがわかります。 ちなみに左から2番目は普通の玄米なので、違いがわかりますね。 (これは伸ばし過ぎで、芽が出る前のぷくっとした状態が丁度いいです) 発芽させることで、栄養素が豊富になります。 調べたところ… ☆GABAは白米の10倍(天然アミノ酸の一つ。ストレス軽減に効果があります) ☆便秘改善(食物繊維が豊富で、腸内を善玉菌優位の環境にしてくれます) ☆コレステロール値を下げて、血管を健やかに保ちます。
発酵玄米
発酵玄米を作りました。 寝かせ玄米とも呼ばれていますね。 作り方は簡単で、調べるとすぐ出てきますが 玄米、小豆、塩を一緒に炊き、炊き上がった後は1日1回混ぜるだけです。 炊飯器によって違いはありますが、発酵玄米用や高温保温機能がついている炊飯器は より発酵しやすいと思います。 出来上がったものを食べると、第一印象は食感がもっちもちです! 玄米よりうま味も増してて栄養価も上がっているので、一手間加えた甲斐があります。 発酵させることにより消化もしやすく便秘解消や生活習慣病予防、
March
早いもので2月も終わり、今日から3月です。 2月はいつもさくらんぼの剪定作業を始めます。 今冬はしばれた日が多かったですが、花芽に凍害の心配もなくホッとしました。 この剪定作業も、始めたころは何を切るのか?なんでそこを切るのか? 全然わかりませんでした。 講習会や色んな園地に足を運び理想の形をイメージできるようになり 少しづつ形にできるようになりました。 日当たりや木の樹勢、品種の特性、作業のしやすさなど考慮して育てなければなりません。 もちろん木も生きてますので、切りすぎる