色づく稲穂

さくらんぼが終わりお盆が過ぎ、すっかり秋の天候になりました。

朝晩のスーッとした空気感。
作物にとっても過ごしやすいでしょうね。

お米も穂が垂れ、小金色に染まってきました。

今年は好天に恵まれた為、収穫量は問題ないと思います。
もちろん好天+日々の水管理などが大切になってきます。

お米は「水稲 すいとう」とも書くように、水を必要とします。
昼間に温められた水を夕方に入水し朝方に止水します。

天気が良く気温もあれば、土が隠れる程度にひたひたに。
低温で強風の時は深水に。

田植え後、除草剤をまいた時、穂ができる幼穂形成期の時。
成長過程に合わせ水の深さも変えなければなりません。
当園の今年の田んぼは65枚で約22.5haあります(田んぼ1枚あたりが小さいのです)
土質が全て同じではないので、水持ちのいい田んぼもあれば悪い田んぼもあります。
田んぼ毎のクセを把握し、それにあった水管理をしなければなりません。

田んぼを起こして水を入れてから稲刈り前の断水までの約3か月半、ほぼ毎日田んぼの水を見に回ります。

こうして迎えた収穫目前の8月末。
ここへきて雨が少し多いですが、晴れが続いて順調に登熟が進み
無事に稲刈りを迎えれることを期待したいと思います。